(旧)僕と会社とロードバイクと

クロスバイクを乗り始めて5年。急にロードバイクが欲しくなり、我慢すること1年。乗るなら今しかない!でも、資金なんてない!
45歳を目の前にした中年サラリーマンが少ない小遣いを投げ打って、憧れのロードバイクをローンで購入しました。
こちらのブログは下記URLに移転しました。
http://runrun1006.jugem.jp/

筑波での衝撃

悲しくもまたひとつ歳を重ねてしまったrunrun1006です。
45歳になって初めてのライドは平日休みということもあり、つくばりんりんロードまで車輪行してきました。


つくばりんりんロードは二度目なのですが、前回は二年前の4月下旬、つくばエクスプレスを使った輪行でした。クロスバイクの輪行自体が初めてで、土浦から真壁休憩所までの往復でした。そして私がクロスバイクに乗った中で一番長い距離を走ったのがこの時で80kmの行程でした。帰りの土浦からつくばまでの一般道で完全に脚が切れてしまい、辛かった思い出があります。


そんなりんりんロードですが、ロードバイクでは初めてです。
いろいろなスタート場所を考えていたのですが、結局よくわからなかった為、前回霞ヶ浦一周の時と同じ霞ヶ浦総合公園に駐車してそこから終点である岩瀬に行って折り返しで帰ってくるという行程です。途中筑波山で少しだけヒルクライムの真似事でもしようかなと思ったりもしてますが、およそ90kmの行程です。前回のカスイチで130km走ったことが自信になったせいかあまり何も考えてませんでした。思えばこのあたりから考えが浅はかだったのかもしれません。。。


ドリンクボトルを忘れる等で出発が遅くなった為、ライド開始は10時ちょうどから。2年前にも土浦で見た看板に再会です。

コメダ珈琲が見えます。帰りに寄ってのんびり珈琲でも飲もうかな。ま、結局その願いは叶いませんが。。。


2年ぶりのりんりんロード、印象は思ったより走りにくいです。前回はクロスバイクだったのでビンディングペダルではなかったのですが、今回はロードでビンディングペダル。ちょくちょくある交差点と車止めが気持ちよく走っていると邪魔をしてくる感じです(笑)
前回の霞ヶ浦とどうしても比べてしまうのですが、霞ヶ浦は基本的にガンガン走れちゃいます。りんりんロードは交差点で車が横切る場合があるので、その場合はペダルから足を外して止まる必要がある為、霞ヶ浦に比べると地味にストレスを感じます。でも、基本的には走っていて楽しい道です。

霞ヶ浦よりは案内がしっかりしてます。

バイクにつけたスマホから撮った写真。乗っている目線ではこんな感じです。


最初は駅の写真を撮ろうと思ったのですが、いつも拝見しているYUZYさんのブログで載っていた以上の写真は無理そうだし、何個かスルーしちゃったので早々に諦めてライドを楽しむことにしました。そんな感じだったので40kmの道のりをちょうど2時間。岩瀬休憩所に着きました。

前回はここまで来ることが出来なかったので、喜びもひとしお・・・ではなく、周りの何も無さ具合に拍子抜けしました^^;もうちょっとなんかあっても良いような気がするのは私だけでしょうか。。。


お腹が空いたので、ちょっと急いで筑波休憩所の近くにあった松屋製麺所が気になっているので、そこでお昼を食べる予定にします。
1時間後、松屋製麺所に着くと、食事はもう終わったとのこと。え・・・13時で?麺の持ち帰りしかやっていないそうですので、諦めました。後でチェックすると朝7時からやっていて麺がなくなり次第終了とのこと。行き当たりばったりで決めるからこんなことになるんですね、反省・・・。ラーメン食べたかった。。。


で、どうやらこの道を登っていくと筑波山に行ける様です。
軽い気持ちでちょっとどんなもんか見てこようかと、行ってみることに。お昼は食べてないけど、コンビニでパン食べたし(またもや)、アミノ酸も補給したし、暑いけどとりあえずチャレンジ!



撃沈です・・・


まず、坂を上るということ自体がわかっていなかったんでしょうね。
いつもの短い坂を上るのと一緒にしていたのが敗因の一つ。しんどくてインナーローに落とした頃には息も心拍数も上がりまくり。しかも平坦がないので、ずっと上りっぱなしで息を整える場がありません。坂がいつまで続くかわからないのも心理的に辛い。いつ足を着こうか、そんなことばかり考えながらとりあえずインナーローで息を整えることばかり考えていたのですが、息も整わず。筑波休憩所から筑波山に向けて出発するバスが結構通っており、それがヘロヘロな状態にとってはすごく怖い(いつよろけるかわからないので)。自分を騙しながらあとちょっと・・・と言い聞かせ「神社入り口」の看板が見えたところで後ろから同じように上ってきたローディーの方が登場。しかし、この方も私ほどではないにせよ、かなり苦しそう。とりあえずこの人について行こう、そう思った瞬間その方はくるっと反転し、下っていきました。
え・・・、目標を失った私は完全に速度を失い、気がつけば立ちゴケ寸前。あぁ、例のスローモーションが始まった・・・
ガッ!
直前で奇跡的に外れた右足がなんとか地面に踏ん張りセーフ。立ちゴケだけは免れました。ただ疲労困憊状態で喉もカラカラ、汗も尋常じゃない状態なので、とりあえず近くにある筑波山縁むすびというお店の休憩所に停めて休憩。麦茶が売り切れの為、水をがぶ飲みします。お腹がなんかキューっと苦しくて気持ちが悪い状態。それ以上に今体験したことに衝撃を受けて呆然としてました。
あんな辛い状況は久しぶりです。自転車に乗ってあそこまで辛いことは初めてだし、そして何も知らずに上って完膚なきまでに撃沈されたことに対する悔しさというか、自分の情けなさに打ちひしがれました。


身体の方がおちついたのでりんりんロードに戻ることに。
でも、その前にあるのが下り。いわゆるダウンヒルってやつです。これが上り以上に怖かった。。。私、下り自体がすごく苦手なんですが、今回の下りはブレーキを握っても握ってもスピードが落ちず恐怖しか感じませんでした。
後でいろいろ調べると、ダウンヒルは下ハン持って乗るというのを知りました。でも、あの状況で下ハンもてるかな、ブラケットポジションでひたすらブレーキ状態の私が。。。
半泣きの状態で降りてきてりんりんロードに復帰した時には、既に抜け殻の状態でした(笑)
第二候補に挙げていたラーメン屋も、一気に失せた食欲によりそのままスルー。残り20kmはしかも向かい風。傷心のへっぽこ初心者をこれでもかと凹ませます。


出発地点の霞ヶ浦総合公園に着いたのは15時30分。抜け殻なので温泉にも入らずおとなしく帰ります。車にバイクを積もうと思って前輪を外した際に衝撃の事実が・・・。フロントブレーキのクイックリリースレバーが上がったままになってました・・・
特に何かあった訳では無いのですが、自分のへっぽこぶりに愕然とします。
この日のライドは94km。獲得標高300m(笑)


家に帰ってから悔しいのでとりあえず「筑波山 ヒルクライム」で検索してみました。別のルートからのほうが上りやすいそうです。
いつか、この悔しさを、借りを返そう!そう心に決めました。リベンジ!筑波山!



でも、ダウンヒルは嫌だなぁ・・・


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